こんにちは!私は豊富な国際旅行経験を持つ中国の旅行愛好家、Michael Zhang です。歴史、文化、そしてユニークな風景を深く探求し、それを皆さんと共有することが大好きです。本日は、北京の輝かしいランドマーク、国家体育場(鳥の巣) をご紹介します。スポーツファン、建築愛好家、または単に北京オリンピックの精神を感じたい旅行者にとって、ここは必見のスポットです!



国家体育場(鳥の巣)の概要

国家体育場(鳥の巣) は、2008年北京オリンピックのメインスタジアムとして使用されました。このスタジアムでは、オリンピックとパラリンピックの開会式および閉会式、陸上競技、そしてサッカーの決勝が行われました。また、2022年の北京冬季オリンピックとパラリンピックでも再び開会式および閉会式の舞台となり、夏季と冬季オリンピックの両方を開催した世界で唯一のスタジアムとして名を刻みました。

このスタジアムは、「巣」や「ゆりかご」を模したデザインが特徴で、生命の誕生を象徴し、人類の未来への希望を託しています。

  • 住所:北京市朝陽区国家体育場南路1号(オリンピック公園内)
  • 開館時間:10:00~22:00(21:00最終入場)。ただし、マラソンやコンサートなどのイベントによる時間変更がある場合があります。
  • 夜間ライトアップ時間:おおよそ20:00に点灯し、22:00に消灯します。
  • 観光所要時間の目安:2~3時間
  • おすすめ訪問シーズン:一年中訪問可能
  • 面積:敷地面積は20.4万㎡、建築面積は25.8万㎡
  • 座席数:正式座席数は8万席、臨時座席数は1.1万席
北京国家体育場の昼間の空撮風景

国家体育場(鳥の巣)地図

北京国家体育場とオリンピック公園の地図

なぜ国家体育場(鳥の巣)を訪れるべきなのか?

国家体育場(鳥の巣)は、スポーツ、文化、歴史 が融合した中国の象徴的な建築物であり、多くの観光客やスポーツファンを魅了しています。

1. 独創的な建築デザイン

このスタジアムは、スイスの著名な建築家ヘルツォーク&ド・ムーロンによって設計されました。その外観は鳥の巣のような形状で、生命の誕生や人類の希望を象徴しています。この革新的なデザインは、最先端の建築技術と芸術性を融合させたものです。

2. オリンピックの歴史を感じる場

2008年北京オリンピックのメイン会場として、開閉会式や陸上競技、サッカー決勝など、多くの重要なイベントが行われました。さらに、2022年には冬季オリンピックとパラリンピックの舞台となり、オリンピックの歴史に新たな章を加えました。

3. スタジアム内部の魅力的な見どころ

国家体育場の内部では、以下のエリアを訪れることができます:

  • 金色ホール(ゴールデンホール):オリンピックとパラリンピックのトーチ、マスコットのビンドゥンドゥンやシュエロンロンなど、貴重な展示物を見ることができます。
  • VIPエリアと5階観光エリア:スタジアムのデザインやスケールを近くで感じることができます。
  • 空中散策廊下(スカイウォーク):全長1000メートルに及ぶ屋上の散策コースでは、オリンピック公園全体や北京の中軸線の美しい景色を楽しむことができます。

国家体育場(鳥の巣)の見どころ

主な観光スポット

金色ホール(ゴールデンホール)

鳥の巣の西側正門から入ると、豪華絢爛な「金色ホール」に到着します。金色の天井と赤いカーペットが調和し、壮麗な雰囲気を醸し出しています。このホールでは、「ダブルオリンピック」の聖火トーチ、雪の結晶型の案内看板、平和の象徴である鳩型ランタンなどの展示物を楽しむことができます。また、オリンピックとパラリンピックの公式マスコットであるビンドゥンドゥンシュエロンロンと一緒に写真を撮ることができ、「ダブルオリンピック文化」の魅力を存分に感じられます。

北京国家体育場内のダブルオリンピック展示とビンドゥンドゥンの展示

貴賓席(VIPスタンド)

貴賓席は、重要な試合やイベントの際にVIPが観戦する特別な場所です。ここからはスタジアム全体を見渡すことができ、観客席からとは異なる視点で場内を楽しむことができます。貴賓席に立つと、試合の熱気やスタジアムの壮大さを間近に感じることができます。

北京国家体育場内のトラックと夜景

翔雲金ホールと流水銀ホール

これらのVIPレセプションホールは、その威厳あるデザインで知られています。赤い翔雲柄のカーペットは平和と希望を象徴し、壁に掛けられた「沁園春」の書道作品は圧倒的な存在感を放っています。これらのホールは、各国の首脳や国際的な要人を迎える際に使用され、中国の伝統文化と現代的なデザインの融合を体現しています。

翔雲金廳内の赤いカーペットと書道展示

鋼鉄の森(スティールフォレスト)

オリンピック文化遺産回廊を抜けると、多くの観光客が訪れる鋼鉄の森にたどり着きます。この5階建てのモダンアート建築は、鳥の巣の最大の特徴であるスチールフレーム構造を間近に見ることができます。この構造は非常に高度な技術と精密さを必要とし、不規則なスチール部材が絡み合いながらスタジアムの骨組みを形成しています。鋼鉄の森を歩くと、設計理念や美的観点、建築技法が一体となった「原点回帰」の美しさを体感できます。

北京国家体育場の複雑な鉄骨構造デザイン

空中散策廊下(スカイウォーク)

鳥の巣の屋上に位置する空中散策廊下は、全長約1000メートルにわたる新しい観光ルートです。この散策路はスタジアムの南北両端をつなぎ、観光客に水立方、オリンピックセンターパーク、さらには北京の市街地までを一望できる絶好の視点を提供します。夕暮れ時には、鳥の巣が夕日の金色の輝きに包まれ、夜になるとライトアップがロマンチックな雰囲気を添えます。この幻想的な景色は、観光客にとって忘れられない体験となることでしょう。

北京国家体育場の屋上空中通路からのパノラマビュー

国家体育場(鳥の巣)チケットガイド

国家体育場(鳥の巣)チケット料金

  • 全景チケット
    • 内容:金色ホール(ゴールデンホール)+ 翔雲金ホール + 流水銀ホール + オリンピック展示物 + 空中散策廊下
    • 料金:大人 100元/人、高齢者および子供 80元/人
      • 注意:現地で40元の通常チケットを購入することも可能ですが、翔雲金ホール、流水銀ホール、オリンピック展示物、空中散策廊下には入場できません。そのため、全景チケットの購入をおすすめします。
    • 無料入場:6歳以下(含む)、または身長1.2メートル以下の子供、65歳以上(含む)の高齢者は無料で入場可能です。西側正門の検票口をご利用ください。
  • コンビネーションチケット(国家体育場 + 水立方)
    • 内容:金色ホール + 翔雲金ホール + 流水銀ホール + オリンピック展示物 + 空中散策廊下 + 水立方
    • 料金:大人 138元/人、高齢者および子供 108元/人
    • 無料入場:上記の全景チケットと同じ規定で、6歳以下または身長1.2メートル以下の子供、65歳以上の高齢者が対象です。

現地購入場所

国家体育場(鳥の巣)の観光エントランスには複数のチケットブースがあります。最寄りのチケットブースをご利用ください。

北京国家体育場の訪問者用チケット購入入口

国家体育場(鳥の巣)のガイドサービス

館内では公式ガイドサービスは提供されていませんが、館内には詳細な図解や説明パネルが用意されています。ガイドなしでも十分に楽しめますが、より深く知りたい場合は事前に旅行会社を通じてガイドを手配するのもおすすめです。


おすすめの国家体育場(鳥の巣)観光ルート

国家体育場(鳥の巣)は北京の有名なオリンピック公園エリアに位置しており、周辺には水立方やオリンピックタワーなどの観光スポットもあります。一度にこれらのスポットを巡ることができます。

ルート1:クラシックコース

  1. 交通:地下鉄8号線を利用し、オリンピック公園駅で下車、B出口から出ます。
  2. 観光順序
    1. 駅から約5~10分歩いて国家体育場(鳥の巣)に到着。金色ホールや空中散策廊下などの主要スポットを見学します。
    2. 見学後、徒歩約15分またはシャトルバスで国家水泳センター(水立方)へ移動。水立方のライトアップや展示を楽しみます。

ルート2:絶景撮影コース

  1. 交通:地下鉄8号線オリンピック公園駅C出口からオリンピック森林公園南門へ、または地下鉄15号線を利用してオリンピック公園東門で下車。
  2. 観光順序
    1. まず北京オリンピックタワー(奥森タワー)へ行き、オリンピック公園全体を見渡す絶好のポイントで夕日を撮影します。
    2. 絶景を楽しんだ後、徒歩またはレンタサイクルで鳥の巣と水立方を巡ります。
    3. 夕暮れ時には鳥の巣を見学し、空中散策廊下で北京オリンピック公園の夜景を堪能します。
    4. 最後に、水立方周辺で食事やライトアップの雰囲気を楽しんで締めくくります。

ヒント

夜間の鳥の巣と水立方のライトアップは写真撮影に最適です。特に夕焼けの光が鳥の巣を金色に染める瞬間は、一生の思い出に残ることでしょう。


北京市内から国家体育場(鳥の巣)へのアクセス

1. 地下鉄

  • ルート:地下鉄8号線を利用し、オリンピック公園駅で下車、B1出口から出ます。その後、徒歩約10分で鳥の巣に到着します。園内に入る際はセキュリティチェックが必要です。その後、徒歩またはシャトルバスでスタジアム入口まで移動可能です。

2. バス

  • ルート:419番または538番バスに乗車し、国家体育場東駅で下車します。そこから徒歩約5~10分で鳥の巣の入口に到着します。

3. タクシー

  • ルート:北京市中心部(例:天安門広場故宮)から国家体育場までの距離は約12キロメートルです。
  • 所要時間:通常の交通状況では約30分ですが、ラッシュアワー時には40~50分かかることがあります。
  • 料金
    • 日中:約40元
    • 夜間(23:00~翌5:00):約50元

4. ライドシェア

  • ルート:タクシーと同じルートで、「国家体育場(鳥の巣)」を降車地に指定します。
  • 所要時間:約30分(交通状況により異なります)。
  • 料金
    • 非ラッシュアワー:約35~45元
    • ラッシュアワーや価格変動時:50元以上

北京首都国際空港から国家体育場(鳥の巣)へのアクセス

1. 地下鉄

  • ルート:首都空港から空港線に乗車し、三元橋駅で下車。地下鉄10号線(内回り)に乗り換え、北土城駅で地下鉄8号線(朱辛荘行き)に乗り換えます。オリンピック公園駅で下車し、B1出口から徒歩約10分で鳥の巣に到着します。
  • 料金:空港線の片道料金は25元。地下鉄10号線と8号線は距離に応じて4~6元。合計で約30~35元です。
  • 所要時間:約60分
  • 運行時間:空港線は6:00~22:30、地下鉄10号線と8号線は5:30~23:30に運行しています。

2. バス

  • ルート:首都空港から空港バス4号線(公主墳線)に乗車し、安貞橋駅で下車。その後、特8番または運通113番バスに乗り換え、北辰橋西駅で下車。徒歩約15分で鳥の巣に到着します。
  • 料金:空港バスは25元、市内バスは2元で、合計27元です。
  • 所要時間:約90分
  • 運行時間:空港バス4号線は7:00~24:00、市内バスは通常5:30~23:00まで運行しています。

3. タクシー

  • ルート:首都空港から国家体育場まで直行するタクシーを利用します(約25キロメートル)。
  • 料金
    • 日中:約80~100元
    • 夜間(23:00~翌5:00):約100~120元
  • 所要時間:約40分
  • 運行時間:24時間

4. ライドシェア

  • ルート:DiDi(滴滴)などのプラットフォームで車を予約し、首都空港から直接国家体育場に向かいます。
  • 料金
    • 非ラッシュアワー:約80~100元
    • ラッシュアワーや動的価格調整時はさらに高額になる場合があります。
  • 所要時間:約40分(交通状況により異なります)。
  • 運行時間:24時間

さらに詳しい北京首都空港の交通ガイドは、こちらをご覧ください。


国家体育場(鳥の巣)周辺のおすすめグルメスポット

双オリンピック美食街

水立方の隣に位置し、主に地元の軽食やグルメを提供しています。工芸品の販売は少ないです。

  • おすすめ:北京名物の雪梨スープ、エッグワッフルアイスクリーム
  • 住所:北京市朝陽区天辰東路11号
北京国家体育場近くの双オリンピック美食街の地元の軽食

天虹新奥ショッピングセンター

地下鉄8号線オリンピック公園駅に直結しており、オリンピックタワーに登らない場合、ここから帰るのも便利です。

  • 住所:北京市朝陽区湖景東路9-11号

よくある質問

国家体育場(鳥の巣)はベビーカーで入場できますか?

はい、国家体育場(鳥の巣)は広々とした内部空間と合理的な通路設計を備えており、ベビーカーを使用する家族連れにも適しています。