安徽省観光ガイド(Anhui)

安徽省(あんきしょう)は、中国東部にある「山の絶景」と「徽州(きしゅう)文化の古い村」が強いエリアです。初めてなら、合肥を起点に 黄山+宏村(または西递) を組み合わせると満足度が高いです。

30秒でわかる安徽省

  • 省都: 合肥(交通の起点)

  • 有名どころ: 黄山/宏村(ホンツゥン)・西递(シーディー)/九華山/屯渓老街(黄山・屯渓)

  • 滞在日数: 2〜4日が目安

  • ベストシーズン: 春・秋(3〜5月/9〜11月)

  • グルメ: 徽州料理(臭鱖魚など)/毛豆腐(発酵豆腐)/黄山焼餅

  • こんな人向け: 絶景ハイキング/世界遺産/古村・街並み写真/中国文化を深掘りしたい人

安徽で訪れるべき観光スポット

安徽省は、山水の美しさと豊かな歴史遺産の宝庫です。仏教と道教の聖地、伝統的な徽派建築、自然と文化が一体となった景観が広がります。

安徽省の人気観光スポットマップ

黄山風景区(黄山市)

「天下第一奇山」と称される中国を代表する山岳景勝地。四大奇観(奇松・怪石・雲海・温泉)は世界中の旅行者を魅了しています。

宏村(黄山・黟県)

水辺に広がる徽派建築の村で、映画『グリーン・デスティニー』のロケ地としても知られています。まるで水墨画の中を歩いているかのような感覚を味わえます。

九華山(池州)

地蔵菩薩を祀る中国仏教四大名山のひとつ。静かで荘厳な雰囲気の中、多くの寺院が点在しています。

天柱山(安慶・潜山)

中国道教の聖地。断崖絶壁が続く険しい山で、自然のスケールと宗教文化の融合が魅力です。国家5A級観光地にも指定されています。

逍遥津公園(合肥)

三国時代の戦いの舞台でもあり、現在は市民の憩いの場として親しまれています。歴史と自然の調和が心地よい公園です。

方特テーマパーク(蕪湖)

最新のテクノロジーを駆使したエンタメ施設が揃う大型遊園地。子どもから大人まで楽しめるスポットとして大人気です。

モデルコース

初めてなら「合肥+(黄山+宏村/西递)」を軸に組むと失敗しません。時間があれば、屯渓老街の夜や九華山まで広げると安徽らしさが一気に増します。

2日プラン(最短でも満足:黄山集中)

  • 1日目: 合肥 → 黄山(到着後は屯渓老街で散歩)

  • 2日目: 黄山(ロープウェイ+ハイキング)→ 合肥へ戻る/次の都市へ

こんな人におすすめ:短期/黄山だけは外したくない

3日プラン(王道:黄山+古村)

  • 1日目: 合肥 → 黄山(屯渓老街)

  • 2日目: 黄山(山岳景観をしっかり)

  • 3日目: 宏村(または西递)→ 合肥へ戻る/移動

こんな人におすすめ:初安徽/絶景と街並みを両方欲しい

4日プラン(満喫:黄山+古村+ゆとり)

  • 1日目: 合肥(半日観光)→ 黄山(屯渓)

  • 2日目: 黄山(早朝スタートがカギ)

  • 3日目: 宏村+西递(村巡りをまとめて)

  • 4日目: 余裕があれば九華山 or 近郊散策 → 合肥へ戻る/次へ

こんな人におすすめ:写真旅/ゆっくり回りたい/天気リスクを減らしたい

アクセス

まずはここだけ:起点は「合肥」

安徽省の玄関口は 合肥(ごうひ) です。まず合肥に入り、そこから黄山(屯渓)や宏村・西递へ広げるのが基本ルートです。

行き方:日本から安徽省へ

  • 飛行機: 日本 →(乗り継ぎ)→ 合肥新橋国際空港 が一般的

    • 乗り継ぎは 上海・北京・広州・深セン などが使いやすいです。

  • 鉄道: 中国国内の主要都市から高速鉄道で合肥へ入りやすい

    • 主要駅:合肥南駅(高速鉄道)が中心

到着後の回り方(この順がラク)

  • 王道ルート: 合肥 → 黄山(屯渓)→ 黄山観光 → 宏村/西递 → 合肥

  • 短期ルート: 合肥 → 黄山(屯渓)→ 黄山 → 合肥(または次の都市へ)

  • 静かな旅: 合肥 → 九華山 → 黄山(余裕があれば古村)→ 合肥

ベストシーズン

安徽省は温暖湿潤な亜熱帯モンスーン気候に属し、四季がはっきりしています。北部はやや乾燥して寒冷、南部は温暖で降水量が多めです。

月別平均気温(合肥・黄山基準):

  • 1月:0~8℃(最も寒く、一部地域では雪も)

  • 2月:2~10℃(寒さが残るが徐々に春の気配)

  • 3月:6~15℃(花の季節、アウトドアに最適)

  • 4月:11~22℃(快適な気候、雨具の準備も)

  • 5月:16~26℃(観光ハイシーズン)

  • 6月:21~29℃(梅雨入り、湿度が高くなる)

  • 7月:26~34℃(最も暑く、熱中症対策を)

  • 8月:26~32℃(蒸し暑さ継続、降水は減少)

  • 9月:21~28℃(気温が下がり過ごしやすい)

  • 10月:14~23℃(秋の絶好の旅行シーズン)

  • 11月:8~16℃(冷え込み始め、朝晩の防寒を)

  • 12月:2~10℃(乾燥した寒さが主流)

旅行のベストシーズンは春(3~5月)と秋(9~11月)です。

安徽省の地図

安徽省(あんきしょう)は、中国の東部と中部の境に位置し、長江(揚子江)と淮河という2本の大河が貫く地理的に重要な地域です。省都の合肥(ごうひ)は近年、ハイテク産業が急成長しており、現代都市としての魅力を高めています。一方で、黄山(こうざん)、蕪湖(ぶこ)、安慶(あんけい)、亳州(はくしゅう)などの都市では、中国の伝統文化や雄大な自然が色濃く残されています。

安徽の地形は南が高く、北が低いという特徴があり、黄山や九華山(きゅうかざん)といった名山、歴史ある古村落が点在しています。古代から続く徽州文化が今も息づくこの土地は、歴史と自然、そして現代の活気が交差する、深く味わいたい旅先です。

中国における安徽省の位置

安徽省の主要都市

安徽省には16の地級市(県レベルの都市)があり、それぞれが異なる表情を持っています。荘厳な仏教聖地、白壁と黒瓦の古い村、地元グルメ、歴史的名所、どれを目的にしても安徽にはそれを叶える場所があります。

観光の中心となるのは黄山、合肥、蕪湖、安慶ですが、滁州(そしゅう)、六安(りくあん)、宣城(せんじょう)、池州(ちしゅう)、亳州など、あまり知られていない都市にも見逃せない魅力が詰まっています。

安徽省の主要都市マップ

合肥(ごうひ)

安徽省の省都であり、テクノロジーと文化が共存する都市。包公園(ほうこうえん)、逍遥津公園(しょうようしんこうえん)、渡江戦役記念館など、市内には歴史と緑が調和するスポットが多くあります。

黄山(こうざん)

世界自然遺産と世界文化遺産の両方に登録された、中国屈指の絶景地。奇松、奇岩、雲海、温泉で知られ、近くには宏村(こうそん)や西遞(せいてい)といった古い村もあり、写真や建築好きにはたまらない場所です。

蕪湖(ぶこ)

長江のほとりにある活気ある都市で、方特テーマパーク、赭山公園(しゃざんこうえん)、鸠兹古鎮(きゅうしこちん)など、家族連れやカップルに人気のスポットが充実。

安慶(あんけい)

京劇発祥の地としても有名な歴史都市。天柱山(てんちゅうざん)や迎江寺(げいこうじ)、安慶古城の城壁など、自然と文化が共存する魅力的な町です。

亳州(はくしゅう)

中国四大薬都の一つであり、老子の故郷としても知られています。華祖庵(かそあん)、曹操地下軍道、中薬博物館など、医療文化や三国志に関心のある人にとって興味深い場所が多いです。

安徽グルメを楽しむ

徽菜(きさい)は中国八大料理のひとつに数えられ、主に煮込み、蒸し料理、燉(とん)といった調理法を得意とし、素材の味を活かすのが特徴です。山の幸や地元食材を使った、滋味深い料理が多く、日本人の口にも合いやすいでしょう。

地域によって味付けや料理法が異なり、黄山や合肥、皖北(あんほく)エリアそれぞれの特色ある味が楽しめます。

臭鱖魚(徽州)

発酵させた淡水魚(スズキの一種)を揚げ焼きにした料理。匂いは強いものの、旨味と香ばしさがクセになる一品。

毛豆腐(黄山・黟県)

表面に白カビが生えた豆腐をカリッと焼き上げた、外は香ばしく中はふわふわの郷土料理です。

鳩の卵とハムのスープ(黄山)

鳩の卵、金華ハム、老鶏をじっくり煮込んだ滋養豊かなスープ。スッキリとした味わいが特徴です。

蚌埠焼餅(皖北)

パリッと香ばしい皮に肉餡やネギが詰まった焼餅。朝ごはんや軽食として現地で定番。

合肥のザリガニ料理

夏の夜、ビール片手に楽しむピリ辛ザリガニ(麻辣小龍蝦)は地元民にも旅行者にも人気です。

板麺(阜陽)

手打ちのコシのある麺にピリ辛スープをかけた庶民派グルメ。牛肉や羊肉がトッピングされ、食べごたえも十分です。

よくある質問

安徽省で一番有名な観光地は?

代表は黄山です。時間があれば宏村・西递(古村)もセットにすると満足度が上がります。

可能ですが慌ただしくなりがちです。景区内の移動と徒歩も多いので、1泊以上が安心です。

春と秋が一番おすすめです。空気が澄みやすく、雲海のチャンスもあります。

写真映えと水路の景観なら宏村、落ち着いた村歩きなら西递が向いています。時間があれば両方が理想です。

基本は合肥です。合肥→黄山(屯渓)→古村の順に組むと移動がラクです。

味付けは個性的ですが、焼餅など軽食も多いです。発酵系(臭鱖魚・毛豆腐)は“試してみる”くらいがちょうどいいです。

現金も使えますが、モバイル決済中心の店も増えています。旅行前に使える決済手段を準備するとスムーズです。

安徽省の基本情報

面積と人口

安徽省の面積は約14万平方キロメートル、常住人口は約6,100万人。主要都市の情報は以下の通りです。

  • 合肥:約11,445㎢/約960万人

  • 蕪湖:約6,026㎢/約380万人

  • 黄山:約9,807㎢/約140万人

  • 安慶:約13,590㎢/約440万人

  • 滁州:約13,521㎢/約400万人

  • 亳州:約8,522㎢/約530万人

  • 六安:約17,976㎢/約470万人

  • 阜陽:約9,975㎢/約800万人

  • 宿州:約9,788㎢/約560万人

  • 淮南:約5,533㎢/約230万人

  • 馬鞍山:約4,049㎢/約220万人

  • 宣城:約12,340㎢/約260万人

  • 銅陵:約3,187㎢/約130万人

  • 池州:約8,273㎢/約140万人

  • 淮北:約2,741㎢/約190万人

  • 蚌埠:約5,951㎢/約310万人

安徽省各都市の主要郵便番号と電話市外局番は以下の通りです:

  • 合肥:郵便番号 230000/市外局番 0551

  • 蕪湖:241000/0553

  • 黄山:245000/0559

  • 安慶:246000/0556

  • 滁州:239000/0550

  • 亳州:236800/0558

  • 六安:237000/0564

  • 阜陽:236000/0558

  • 宿州:234000/0557

  • 淮南:232000/0554

  • 馬鞍山:243000/0555

  • 宣城:242000/0563

  • 銅陵:244000/0562

  • 池州:247100/0566

  • 淮北:235000/0561

  • 蚌埠:233000/0552