こんにちは、Alexです。東へ西へ自由に旅するバックパッカーで、旅のルートもいつも自分で決めるタイプ。このページでは、「中国旅行は決まったけど、帰国前に何を買って帰ればいいか迷ってる…」という方のために書きました。
今回は、実際に買ってよかったと思える中国のお土産を厳選してご紹介します。伝統的な定番から、地域ならではのユニークなアイテムまで、すべて自分で試してきたおすすめ品です。中国語ができなくてもOK、高価な物でなくても大丈夫。きっと、「これ欲しかった!」と思えるお土産が見つかるはずです。
目次
定番で絶対ハズさない中国のお土産
このカテゴリにあるのは、いわゆる「中国らしさ」が詰まった王道のお土産。安くてかさばらず、家族・友人・職場仲間など誰にでも喜ばれる選択肢が揃っています。
🍵 お茶

中国の伝統ギフトといえば、やっぱりお茶。緑茶では龍井茶(ロンジン)が香り高く、プーアル茶は発酵の風味、鉄観音はほんのり花の香りが楽しめます。小さな箱入りギフトを選べば、持ち運びやすくて見栄えも◎。お茶好きな年配の方へのプレゼントにも最適で、中国の「お茶でもどうぞ」というおもてなし文化も一緒に伝わります。
- 参考価格:¥30~¥300 / 箱(ブランド・グレードによる)
- 購入場所:大型スーパー、専門茶店、観光地のお土産店
🎐 扇子

中国では、扇子はただの涼む道具ではありません。特に蘇州産の「蘇扇」は職人技が光り、シルク生地に山水画や花鳥画が描かれているものもあり、装飾品としての価値も高いです。オリエンタルで粋な雰囲気があり、軽くて場所を取らないのでお土産にぴったり。
- 参考価格:¥10~¥100
- 購入場所:観光地の土産物屋、工芸品店
🥢 お箸

中国では、お箸は食器であると同時に、ペアで使うことで「良縁・幸運」の象徴でもあります。彫刻入りやパッケージが綺麗なギフトセットは、日本ではなかなか手に入らない個性的なお土産。お友達に「中国流の箸の使い方」を教えてあげるのも楽しいですよ。
- 参考価格:¥10~¥50 / セット
- 購入場所:スーパー、クラフトショップ、食器店
🧴 万能オイル(風油精)/花露水

「風油精(ふうゆせい)」は中国の万能薬のような存在で、小瓶サイズで頭痛、かゆみ、虫除けなど幅広く使えます。「花露水」は昔ながらの香水のような爽やかな香りが特徴。価格も安くて軽いので、ちょっと変わったものが好きな人には特にウケます。
- 参考価格:¥3~¥15
- 購入場所:薬局、コンビニ
🍟 Lay’s(レイズ)ポテトチップス

中国限定の味がたくさんある中でも「キュウリ味」はインパクト抜群。ひんやりサラダのような風味で、初めて食べた人のリアクションは「マジで?」となる確率高め。でも意外とクセになります。ネタ的にも面白いし、中国の人気土産としてもおすすめ。
- 参考価格:¥5~¥10 / 袋
- 購入場所:スーパー、コンビニ
💆 マッサージブラシ

一見ただのヘアブラシですが、中国ではツボ押し用としても大人気。百会や風池などの頭部のツボを刺激して、疲れやストレスを和らげる効果があります。寝不足気味な人や仕事で疲れがちな人への癒し系プレゼントにぴったり。
- 参考価格:¥10~¥50
- 購入場所:ドラッグストア、ショッピングモール、コンビニ
🎁 マグネット(冷蔵庫ステッカー)

中国各地の観光地で必ず見かける人気お土産。万里の長城、兵馬俑、パンダ、京劇のマスクなど、都市ごとのデザインが豊富。1つずつ集めるのも楽しいし、気軽に配れるプチギフトにも最適です。
- 参考価格:¥5~¥20
- 購入場所:観光地、文創雑貨店、雑貨マーケット
🧣 シルクスカーフ

中国のスカーフは色鮮やかで、デザインにもこだわりあり。特にシルク製は薄くて通気性も良く、中国風の花鳥や山水の柄が描かれていて、おしゃれで文化的。高そうに見えて意外とリーズナブル。若者にも年配の方にもおすすめな中国のお土産ランキング上位アイテム。
- 参考価格:¥30~¥300
- 購入場所:シルク専門店、観光ストリート、百貨店
🔌 格安電化製品

中国の電化製品は価格の安さと実用性で旅行者に大人気。ケーブルやドライヤー、モバイルバッテリーなど、どれも安くて便利。品質も悪くないし、大手ブランドの1/3の価格で買えるのは魅力。特にDJI(大疆)は中国・深セン発の世界的ドローンメーカーで、正規品を安心して買えるのは現地ならでは。免税もできてお得感あり。
- 参考価格:¥50~¥2500(商品による)
- 購入場所:大型モール、家電量販店、ブランド直営店
👕 衣類

中国のファッション市場も侮れません。ローカルブランドでも作りがしっかりしていて、デザイン性も高いのに価格はかなりお手頃。中には¥20でTシャツ3枚買えるという激安市場もあり、着心地も問題なし。日常使いはもちろん、ちょっと個性派のアイテムを探している人にもおすすめの掘り出し物が見つかります。
- 参考価格:¥50~¥300
- 購入場所:ショッピングモール、歩行者天国、卸売ファッション市場
ご当地感たっぷりの中国土産
中国の各都市には、それぞれ異なる「味」や「思い出」があります。そして、その土地の個性をそのまま袋に詰めたようなお土産も存在します。ここでは、実際に自分で買ったり、現地で特に人気だったりしたお土産を紹介します。どれも中国旅行 おすすめお土産として間違いなしです。
🏙 上海
大白兎ミルクキャンディー

中国全土で知られている「国民的キャンディー」。ミルクの味が濃厚で、ミルキーのような口当たりですが、よりなめらか。赤・白・青のクラシックなパッケージがレトロで、リップクリームや香水などのコラボ商品も登場し、若者に大人気です。
- 参考価格:¥10~¥30 / 袋
- 購入場所:スーパー、コンビニ、専門店、大白兎直営店(南京東路)
バタフライパイ(蝴蝶酥)

何層にも重なった中華風ペストリーで、サクサク感がやみつき。バタフライの形が可愛く、伝統的な上海の点心の代表格。洋菓子より甘さ控えめで、お茶やコーヒーとの相性も抜群。
- 参考価格:¥20~¥50 / 箱
- 購入場所:杏花楼、老大昌などの老舗菓子店
上海レディクリーム(雪花膏)

フタを開けた瞬間、まるでタイムスリップしたかのような懐かしい香り。中国の母世代で大流行した保湿クリームで、クラシックな鉄缶パッケージも可愛い。スキンケアとしてはもちろん、レトロ好きにはたまらないコレクターズアイテムです。
- 参考価格:¥10~¥30
- 購入場所:化粧品店、薬局、老舗ブランドコーナー
ディズニーグッズ(フィギュア)

上海ディズニーランドはアジアでも大人気。限定デザインのフィギュアは完成度が高く、キャラクターの種類も豊富。中国限定バージョンもあり、大人でもつい集めたくなる可愛さです。
- 参考価格:¥50~¥200
- 購入場所:上海ディズニーランド、ディズニーストア(南京西路など)
豫園文創グッズ

江南建築やレトロな上海の雰囲気をモチーフにした文房具やバッグ、キーホルダーなど、伝統とモダンが融合したデザイン。彫刻窓、石橋、あずまやなど、豫園に実在する建築をモチーフにした図案が多く、まさに「上海らしさ」を感じる逸品です。
- 参考価格:¥20~¥100
- 購入場所:豫園商城の文創ショップ、文創ギャラリー
🏯 北京
稲香村のお菓子

北京を代表する伝統菓子ブランド。ロール餅(驢打滾)、山査子のお菓子、なつめあん入りパイなど種類が豊富。レトロなパッケージで、家族に中国の人気土産として持ち帰るのに最適です。
- 参考価格:¥30~¥80 / 箱
- 購入場所:稲香村直営店、北京の老舗スーパー
同仁堂の健康食品

中国で最も有名な漢方ブランドの一つ。健康志向の方や高齢者へのお土産にぴったり。価格は高めですが、品質は保証付き。特におすすめは西洋人参、ツバメの巣、安宮牛黄丸など。
- 参考価格:¥100~¥500+(種類による)
- 購入場所:同仁堂の各店舗、北京・王府井のショッピング街
北京ダック(真空パック)

全聚徳や便宜坊などの名店で食べた北京ダックをお土産にしたい人も多いはず。真空パックなら持ち帰りも安心。レストランの味には及びませんが、儀式感はバッチリです。
- 参考価格:¥80~¥150 / 箱
- 購入場所:全聚徳・便宜坊の店舗、空港ショップ
ユニバーサル・スタジオ北京 フィギュア

ディズニーに負けない人気を誇るユニバ北京の限定グッズ。カンフーパンダ、ミニオンズ、トランスフォーマーなどが特に人気で、中国限定版もあります。
- 参考価格:¥60~¥200
- 購入場所:ユニバーサル・スタジオ北京園内、公式ショップ
故宮の文創グッズ

近年爆発的にヒットした文創(文化創意)商品の代表格。口紅、しおり、マグネットなどに紫禁城の宮廷文化が取り入れられています。デザイン性も高く、若い世代にも人気。
- 参考価格:¥30~¥150
- 購入場所:故宮博物院の売店、前門の文創街、王府井の文創ショップ
🌆 深セン
ロースト鳩(乳鴿)

深センの焼き物文化の代表料理「乳鴿(ロースト鳩)」。店内で食べるのが一番ですが、最近は真空パックのお土産バージョンも登場。ちょっと変わったグルメ土産を探している人におすすめです。
- 参考価格:¥50~¥120 / 箱
- 購入場所:一部の広東料理店の土産部、大型スーパー(百佳、天虹など)
格安家電

深センは「世界の工場」とも呼ばれ、家電やガジェットが豊富。USBケーブル3本で¥10、ドライヤーも高性能で激安。デザインも洗練されており、品質もしっかりしているので、つい買いすぎてしまいます。
- 参考価格:¥20~¥200(商品による)
- 購入場所:3C家電ショップ、華強北電子街、大型モール
DJIドローン

世界的に有名なドローンメーカー「DJI(大疆)」の本社は深センにあります。カメラ好きやドローン愛好者にとっては聖地。高価ではありますが、品質はプロ仕様。現地の正規店で安心して買えるのも魅力です。
- 参考価格:¥2000〜(モデルにより異なる)
- 購入場所:DJIフラッグシップストア(南山・福田)、体験センター
衣類

深センは中国屈指のファッション都市。南油、東門、白馬といった卸売市場には常に大量の在庫があり、驚くほどの激安価格。¥20〜¥50でTシャツ3枚は現実的で、生地も丈夫。デザイン性もあり、中国で買うべきお土産の穴場ジャンルです。
- 参考価格:¥20~¥100 / 枚
- 購入場所:南油ファッション市場、東門歩行街、COCO Parkなど
🕌 広州
広州酒家の月餅

広州酒家の月餅は中秋節の定番土産。蓮の実餡&塩漬け卵黄、五目ナッツ、流心カスタードなど種類が豊富。パッケージも豪華で、時期外れでもぜひ買って帰りたい一品です。
- 参考価格:¥50~¥200 / 箱
- 購入場所:広州酒家店舗、空港、駅、大型モール
皇上皇の広東ソーセージ(腊肠)

広東料理を代表する腊肠(中華ソーセージ)は甘じょっぱく、ジューシーな味わい。皇上皇は百年続く老舗ブランドで、真空パックされており持ち帰りも安心。蒸すだけで本場の香りが広がります。
- 参考価格:¥40~¥100 / 袋
- 購入場所:皇上皇の直営店、チェーンスーパー、特産品ショップ
お土産選びのコツと注意点
中国のお土産を買うのは難しくありません。でも、実用的で持ち帰りやすく、失敗しないものを選ぶには、ちょっとしたコツが必要です。以下は、私が何度も旅をしてきた中でまとめたアドバイスです。無駄遣いを防ぎつつ、質の良いお土産を手に入れるヒントになるはずです。
どんなお土産が持ち帰りやすい?
- 軽くてコンパクトなもの:スカーフ、小箱入りのお茶、扇子、マグネットなどは軽量&省スペースで最適。
- 真空パックや乾燥タイプ:食品系は真空包装や乾燥食品を選べば、液漏れや臭いの拡散を防げます。
- 割れにくいもの:陶器の工芸品は見た目が良いですが割れやすいため、専用包装があるか、預け荷物にする予定がない限りおすすめしません。
預け入れ荷物と機内持ち込みについて
- 液体物(風油精や花露水など):容量が100mlを超える場合は預け荷物へ。100ml以下なら手荷物OKですが、透明の袋に入れておく必要があります。
- 食品類(腊肠や北京ダックなど):中国からの出国は可能でも、国によっては肉類の持ち込みが禁止されている場合があります(例:オーストラリア、ニュージーランド)。渡航先のルールを事前に確認しましょう。
- 金属製品や小型ナイフ系工芸品:機内持ち込みは禁止。必ず預け入れにしましょう。
予算と価格について
- お手頃価格(¥10~¥50):マグネット、風油精、キュウリ味チップス、フェイクシルクスカーフ、格安家電など
- ミドル価格帯(¥50~¥150):本物のシルクスカーフ、文創系フィギュア、お茶ギフトセット、衣類、伝統菓子
- 高価格帯(¥150以上):同仁堂の健康食品、DJIのドローン、高級陶器、景泰藍(琺瑯)工芸品など中国のお土産ランキング上位に入る品々
どこで買うのが安心?
- スーパー/チェーン系コンビニ:お菓子、風油精、スナック類を買うならここが一番安全。値段も明確でぼったくりの心配なし。
- 観光地の文創ショップ/公式ストア:マグネット、パンダグッズ、博物館系のフィギュアなどは公式店の品質が安心です。
- 大型ショッピングモール/ブランド直営店:電化製品、衣類、スカーフなど高めのアイテムは信頼できる場所で買いましょう。
※観光地の出入口などにある露店は、価格が不安定だったり品質にばらつきがあるため、衝動買いはおすすめしません。
よくある質問
-茶葉、月餅、キャンディー、豆板醤などの乾燥食品、扇子やスカーフ、マグネットといった非液体系のアイテムは、ほとんどの国でスムーズに持ち出せます。
-液体物(風油精、花露水など)が100mlを超える場合は預け荷物に入れる必要があります。
-腊肠(中国ソーセージ)、北京ダックなどの肉製品は、中国国内で購入・持ち出し可能でも、入国先の規制(特にオーストラリアやニュージーランドのような厳しい国)により持ち込み禁止の場合があるため、必ず事前に確認してください。
-可能です。ただし液体持ち込みルールに従う必要があります:1本あたり100ml以内、合計1リットルまで、さらに透明な密封可能な袋に入れる必要があります。
-不安な場合は、念のため預け荷物に入れておくと確実です。
-経験上、¥300~¥800の範囲で6〜10点ほどのしっかりしたお土産が購入できます。
-予算が限られている場合は、¥10~¥30程度のアイテム(風油精、マグネット、キュウリ味チップスなど)だけでも十分「中国らしさ」を感じられます。
-北京、上海、広州などの大空港にはお土産ショップがありますが、市内より価格が20~50%ほど高い場合もあります。
-できれば市内でしっかり買い揃えて、空港では「買い忘れたときの最終手段」として考えるのがベスト。特に電化製品や文創系アイテムは空港だと選択肢が少ないです。
-基本的に申告は不要ですが、高価な薬品、動物由来製品、一定量を超える電化製品や高級ブランド品は、入国時に一部の国で申告が求められることがあります。
-例えばドライヤーを10個持っていたら、商用とみなされるリスクもあるので、数には気をつけましょう。
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