こんにちは、Michael Zhang です。豊富な海外旅行経験を持つ中国のトラベルエキスパートとして、私は常に地域の文化や歴史の深さを体験できるユニークな目的地を探求しています。今回の記事では、深セン市の隠れた名所 「仙湖植物園」 をご紹介します。ここは単なる植物の保護区ではなく、研究・教育・レジャーが融合した総合施設でもあります。

目次

仙湖植物園の紹介

仙湖植物園（せんこしょくぶつえん）は、深セン市中国科学院仙湖植物園 とも呼ばれ、植物保護・科学研究・教育・観光 を兼ね備えた多機能型の植物園です。総面積は 668万平方メートル に及び、中央が低く、周囲が高くなる地形を持ちます。園内は山地・丘陵・湖などが織り成す美しい自然景観が広がり、12,204種の植物 が保護されています。現在、園内には25の専門植物園と保護エリア が整備されています。

  • 住所：深セン市羅湖区仙湖路160号(Appleマップ / Amap)
  • 開園時間：6:00～21:30
  • 推奨観光時間：2～3時間
  • 訪れるのに最適な季節：四季折々
  • 入園料：15 RMB（約 310 JPY）
    • 無料開放時間：6:00～8:00、18:00～21:30（この時間帯はチケット不要で入園可能）
    • 有料時間：8:00～18:00（チケット購入が必要）
仙湖植物園の花ボート

仙湖植物園の地図

仙湖植物園の地図

仙湖植物園を訪れるべき理由

豊富な植物コレクション

仙湖植物園は深セン市羅湖区 に位置し、668万平方メートルの広大な敷地 に 12,204種以上の植物 を保護しています。ここでは、海南・アフリカ・フィリピン など世界各地の希少な植物が見られるほか、「コウモリラン（鹿角蕨）」のような珍しく貴重な種類も展示されています。植物好きにはたまらない場所です。

お手頃な入園料

仙湖植物園の入場料は非常にリーズナブルです。大人：15 RMB、学生：5 RMB。早朝6:00～8:00は無料開放 されているため、早朝散歩を楽しむのに最適です。

充実したイベント

仙湖植物園では年間を通して多彩なイベントが開催されます。例えば、2025年の春節（旧正月） には、「春の花祭り」が開催予定です。130種類以上、4万株以上の球根植物（チューリップ・アマリリス・ユリ・スイセンなど）が園内を彩ります。また、トレンドマーケットや科学・文化体験イベント も同時開催され、観光客にとって花を楽しみながら学び、遊べる充実した体験型イベント となるでしょう。

仙湖植物園でできること

主要な見どころ

天上人間

「天上人間」エリアでは、季節ごとに変わるテーマ別の花の展示を楽しめます。特に目を引くのは、華やかに装飾された2隻のフラワーボート。入口付近に静かに浮かび、訪れる人々を詩的な風景で迎えてくれます。花の展示は毎回細部までこだわってデザインされており、四季折々の美しい花々が咲き誇る光景はまさに圧巻です。

仙湖植物園の「天上人間」花ボート

弘法寺

弘法寺（こうぼうじ） は、深センで最も人気のある寺院の一つです。地元住民や観光客からも信仰を集めており、多くの参拝者が訪れます。堂々たる建築様式と荘厳な雰囲気が特徴で、宗教活動の場であるだけでなく、心の平穏を求める人々にとっても特別な場所です。毎日、多くの信者が香を焚き、祈りを捧げています。

仙湖植物園の弘法寺

水景園

仙湖のほとりにある「水景園」では、木製の遊歩道を歩きながら静かな湖と豊かな自然を満喫 できます。特に冬になると、ここはラクウショウ（落羽杉）の紅葉 を楽しめる絶好のスポットになります。湖面に映る赤く染まった落羽杉の風景はまさに幻想的で、写真撮影にもぴったりの場所です。

仙湖植物園の水景園秋景色

サボテン＆多肉植物園

「仙人掌（サボテン）と多肉植物園」は、深センでは数少ない熱帯植物と多肉植物を専門的に展示 するエリアです。園内には世界中の多肉植物やサボテンが集められており、そのユニークな形状や多様な品種が来園者を楽しませます。特に子供連れの家族に人気があり、ただの観光ではなく、生物多様性について学ぶ良い機会 にもなります。

仙湖植物園のサボテンと多肉植物園

仙湖植物園の入場チケットガイド

仙湖植物園の入場料

  • 大人：15 RMB（約 310 JPY）
  • 子供・学生：5 RMB（約 103 JPY）（6歳未満を除く6～18歳の未成年、または大学学部以下の全日制学生 / 学生証または学校証明書が必要）
  • 無料対象：6歳以下、または身長1.2m以下の子供、60歳以上の高齢者（身分証明書またはシニア優待証が必要）
  • 開園時間：6:00～21:30

チケットの購入方法

  • オンライン：公式WeChat（微信）アカウントから購入可能
  • 現地購入：園内のチケット売り場で購入可能

おすすめの仙湖植物園観光ルート

  • 南門ルート：南門 → 天上人間（桫椤湖） → 弘法寺 → 羅漢松園 → 鄧小平記念樹 → 盆景園 → 水景園（冬は落羽杉が見どころ） → サボテン＆多肉植物園 → 化石森林 → 十一孔橋 → 揽胜亭 → 南門
  • 北門ルート：北門 → 十一孔橋 → 化石森林 → サボテン＆多肉植物園 → 水景園 → 盆景園 → 鄧小平記念樹 → 羅漢松園 → 弘法寺 → 天上人間 → 揽胜亭 → 北門

旅行のヒント

  • 観光バス利用がおすすめ：仙湖植物園は広大なので、10 RMBの園内シャトルバスを利用すると、乗り降り自由で便利！ 体力を温存しながら快適に観光できます。
  • エサやり体験：地下鉄駅を出ると小魚や鳩にエサを売っている人 がいます。1袋3 RMB、3袋5 RMBで購入でき、エサやりを楽しめます。
  • ランチのおすすめ：園内の食事処は少ないため、地下鉄駅周辺で食事を済ませるのがベスト！
  • アクセスのコツ：入園後、園内シャトルバスで「天上人間」まで移動可能。入場ゲートでバスチケットを購入 しておくとスムーズです。

仙湖植物園周辺のおすすめグルメ

  • 鮮香園冷麺館（蓮塘D小区店）
    • おすすめポイント：本格的な東北地方の冷麺とビビンバ が楽しめる。特に「佳木斯拌冷面（ジャムス冷麺）」は酸味と甘みのバランスが絶妙 で人気！
    • 住所：深セン市羅湖区蓮塘街道国威路98号(Appleマップ / Amap)
    • 営業時間：10:00～23:00（年中無休）
    • 予算：37 RMB（約750 JPY）
  • 老北京香酥餅（聚宝路店）
    • おすすめポイント：深センでは珍しい「汽水粑粑（中国式炭酸パンケーキ）」が食べられる！さらに、はちみつ入りのミニブレッド も絶品。
    • 住所：深セン市羅湖区蓮塘街道坳下村132号(Appleマップ / Amap)
    • 営業時間：06:30～19:00（年中無休）
    • 予算：12 RMB（約250 JPY）

仙湖植物園周辺のおすすめホテル

仙湖植物園は羅湖区に位置し、周辺に他の人気観光地はありません。通常、福田区または南山区に宿泊し、仙湖植物園を半日かけて訪れることを選択します。深センの福田区と南山区のホテルについては、「深センホテル推薦」をご覧ください。

仙湖植物園の近くに滞在を希望する場合、私たちはいくつかのホテルを厳選してお勧めしています。詳細は以下をご覧ください。

深セン1982精品酒店（1982ブティックホテル）

深セン1982精品酒店（1982ブティックホテル）
  • おすすめポイント：地下鉄駅まで徒歩1分。仙湖植物園や弘法寺まで徒歩20分、自転車なら5分とアクセス抜群！
  • 価格（1泊あたり）：200 RMB（約 4135 JPY）
  • 予約・詳細：こちらをクリック

美豪酒店（深セン羅湖笋崗中心店）

美豪酒店（深セン羅湖笋崗中心店）
  • おすすめポイント：中高級チェーンホテル。近くにショッピングエリア があり、食事や夜食にも困らない。園岭地下鉄駅から690m とアクセス良好。
  • 価格（1泊あたり）：390 RMB（約 8064 JPY）
  • 予約・詳細：こちらをクリック

深セン羅湖诺岸酒店（ローホーノアホテル）

深セン羅湖诺岸酒店（ローホーノアホテル）
  • おすすめポイント：地下鉄7号線「笋崗駅」まで徒歩3分。信号を渡らずアクセスでき、観光・出張どちらにも便利。ホテルの内装はモダンでデザイン性が高い。
  • 価格（1泊あたり）：430 RMB（約 8891 JPY）
  • 予約・詳細：こちらをクリック

深セン市内から仙湖植物園への行き方

地下鉄

深セン市内から仙湖植物園へ行くには、地下鉄2号線（8号線）に乗るのが便利です。仙湖路駅のC2出口 で下車し、徒歩で植物園へ向かいます。所要時間は約50分、運賃は5 RMBです。この方法は、コストを抑えつつ、市内の交通渋滞を避けたい人に最適 です。

バス

バスでのアクセスも可能です。深セン市内のさまざまな場所から、M182路・M526路・M102路・220路 のいずれかのバスに乗り、仙湖植物園バスターミナル で下車してください。所要時間は約1時間20分、運賃は4 RMBです。バスなら移動中に深センの街並みを楽しめる ので、景色を眺めながらゆったりと移動したい人におすすめです。

タクシー / 配車アプリ（DiDiなど）

深セン市内からタクシーや配車アプリ（DiDiなど）を利用すると、約40分 で仙湖植物園に到着します。運賃は約40 RMB です。タクシーは時間が限られている方や、快適な移動を優先する方に最適 です。

深セン宝安国際空港から仙湖植物園への行き方

地下鉄

深セン宝安国際空港から仙湖植物園に行くには、地下鉄11号線に乗り、車公庙駅で2号線に乗り換え ます。そのまま仙湖路駅のC2出口 で下車し、植物園へ向かいます。所要時間は約1時間20分、運賃は9 RMB です。空港と市内をスムーズに接続するルートなので、深センに到着したばかりの旅行者にとって便利な移動手段 です。

タクシー / 配車アプリ（DiDiなど）

深セン宝安国際空港から仙湖植物園まで、タクシーまたはDiDiを利用すると、約60分 で到着します。運賃は約140 RMB です。特に大きな荷物がある方や、家族・グループ旅行の方におすすめ の移動手段です。

よくある質問

仙湖植物園はベビーカーや車椅子で訪れることができますか？

仙湖植物園は、ベビーカーや車椅子を利用する方にとってもアクセスしやすい観光スポット です。園内の主要な通路はバリアフリー設計 されており、滑らかな道が多いため、移動しやすくなっています。さらに、特別なサポートが必要な方のために、園内のビジターセンターで車椅子の無料レンタルサービス も提供されています。

荷物を預ける場所はありますか？

仙湖植物園の保安室のすぐ後ろ にある「豊巣（Fengchao）ロッカー」を利用できます。このロッカーは20インチサイズのスーツケースまで収納可能 で、旅行者には便利なサービスです。

深セン旅行お役立ちリンク集